、シニア社員向け「孫育て休暇」を新設

 企業の中で、社員が孫の世話のために仕事を休める制度を導入する動きが出ています。仕事で忙しい子ども夫婦の子育てを支えたいというシニア社員の希望を踏まえたもので、働きやすい環境を整える狙いがあります。(編集委員 大津和夫)  「孫の成長が楽しみ。人生の励みが増えて、働く意欲が一層高まった」  外食大手「リンガーハット」(東京)の執行役員の田川裕介さん(51)は、職場で「育孫休暇」を取得した感想を語る。単身赴任が長く、子育てにはあまり関われなかったという思いもあり、「孫の世話がで…

大津和夫編集委員によると、社員が孫の世話を理由に仕事を休める制度を導入する企業が出ている。仕事で忙しい子ども夫婦の子育てを支えたいというシニア社員の希望を反映した動きだ。

リンガーハットの「育孫休暇」

外食大手リンガーハット(東京)は、孫の世話を目的とした「育孫休暇」を設けている。同社執行役員の田川裕介さん(51)は、この制度を職場で取得した。

田川さんは長く単身赴任をしており、自身の子育てには十分関われなかったという。今回、育孫休暇を使って孫の世話に携わった。

企業側の制度目的

大津和夫編集委員によると、仕事で忙しい子ども夫婦の子育てを支えたいというシニア社員の希望を踏まえ、勤務環境を整えることが制度導入の目的となっている。